院窓からこんにちは

別にシリーズではありませんが、予防として皆さんのお役に立てればと思い。

心筋梗塞の緊急手術を受けました。

樹里庵のホームページでも10月中はお休みとアナウンスさせて頂いていますが、
実は病気で倒れて入院していまして、退院後もダメージの回復に時間がかかるそうなので
長いお休みをいただいています。
反面教師的にみなさまのお役に立てればと思い書いてみます。
病院の中なので、写真を撮るわけにもいかないので、今回は文のみです。

僕の場合は倒れた場所が市内で、たまたま友人と一緒に過ごしていたので、すぐに救急車で搬送
してもらえたので助かりました。
でも、もし、一人で山奥のトレッキング中に発症してたら?
どうなっていたでしょう?
これまでも、中年おじさんとして、一人ぼっちの作業や一人ぼっちの山奥撮影時では
「これで倒れたら終わるな、、、」と
漠然と恐れていましたが、本当に倒れちゃいました。年なんですね。
手術中は感覚があり、会話もできたのですが、主治医は対処が遅ければ死亡の確率が高かった 
とのこと。
今回は運良く助かったけど、さて、フィールドでは何が出来るのだろう?
でも、振り返れば予兆のようなものもあったように思うので、
何かのお役に立てれば。

時系列-日時(僕の場合)

前日、調子良く飲む → 昼まで寝てる(ひっさしぶりの休みだったし)→ 午後になっても気分が悪く、首の後ろが妙に凝る → アゴの奥が引きつったように痛み、なんか息苦しい → 胸が焼けるように痛く、息苦しい → まぢ苦しい → 冷や汗がびっしょり → 手足がしびれる → まぢ苦しい → 倒れる(キッチンマットの上をちゃっかり選んで倒れる)→ 友人に救急車をお願いする(これがまともに喋れた最後の言葉) → まぢ苦しい → 少し死んじゃうのかな?と思う → 病院到着後、緊急手術

僕の場合は倒れてからすぐに緊急手術を受けられたので本当に幸運でした。
術後の闘病生活についても色々と面白い経験をしてますが、それは割愛。
では、そういえば思い出される症状(前兆)についてを下記に。

前兆や反省点(僕の場合)

あくまでも僕の場合を振りかえって思いついたものですが、、、

  • 30代のころから飛び込み営業などで少し階段を上がった先の訪問先では挨拶もできないぐらい息切れがしてた。
  • 今回、動脈硬化は起こしていないことがわかったが、日ごろの不摂生はよろしくなかった。
  • この3年間は休みなく働いていて(重労働)オーバーワークだった。
  • この間平均睡眠時間は4~5時間に減少している。
  • 約1ヶ月前の富士登山でも同じような首裏の変な痛みと息苦しさは感じた。
  • 1週間前に砕石を一輪車で敷き詰める重労働の時に同じような胸の痛み(胸やけ)と息苦しさを感じた。
  • 前日飲み過ぎた。(これ大きいかも?)

フィールドで出来ること

思い起こせば上記の予兆はあったのだ。
当然、個人差によりいろいろな症状が異なるのだと思うが、心配な人は病院に行って相談して必要に応じて血液検査などをしてもらえればいいと思う。実際、術後に最大値に対して30パーセントぐらいの痛み苦しみがあったときに血液を検査してもらったが、狭心症の状況など細かく良くわかる。
そして、その人に合わせた薬を処方してもらえる。
僕の場合は、もし、フィールドでも息ぐるしくなった時に楽になれる、舌の裏にスプレーする薬をもらった。
携帯電話の圏外や誰一人通らない場所での撮影などはしょっちゅうあると思うので、これは心強い。
先ずは、自力で助けを呼べるところまで脱出しなければならないのだ。
僕の場合はこのスプレーを携帯し、備えようと思う。

これから

今後は血液が詰まらないようにサラサラにする薬を一生涯飲み続けなければならない。
大きなケガや骨折は血が止まらないのでリスキーだからハードな作業や運動は控える方が良い。
はじめ聞いたときはショックだったけど、
そんなに冒険をしなくても綺麗な景色は沢山楽しめるし、別に登山が完全に出来なくなった訳でもない。
出来る範囲で十分に楽しめるはず。
そんなのも含めて
セカンドライフ|Life goes on .
退院が待ち遠しい。

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