第33回 チャレンジ富士五湖ウルトラマラソン
西湖を一周する道路はちょうど10キロで、交通量も少ないことからマラソンや自転車の大会が
頻繁に開催される。
樹里庵はその道路に面しているのでいろいろなレースを間近かで観戦することができる。
この日開催されたのは第33回 チャレンジ富士五湖ウルトラマラソン。
3つのコースに分かれてるが、なんとその距離118㎞・100㎞・62㎞!!
車の運転でも疲れちゃう長距離に挑戦する人々、総勢3,819名。なんてこった!!
樹里庵には62㎞のコースに挑戦される2名のお客様がお泊りになった。
樹里庵向かいの公民館はAIDっていう補給の場所になっていて、お客さんのコースではスタート
してから42㎞ぐらいの場所なんだって。なんてこった!!
早起きして準備をされるお二人は自己管理とかが整った実に健康的な神々しいお姿。
毎晩酌を欠かさないおじさんとは輝きが違うのだ。同じにんげんなのにね、、、
樹里庵の前で応援と記念撮影をする約束をしてお二人を見送った。
さて、おおよその通過予測時間は聞いたものの、本当に多くのランナーが通過していく。
お掃除とお洗濯の合間にちゃんと見つけるためのアイテムとして双眼鏡を配置。
ビクセン製 12倍 80㎜ のビンテージ。
昔の日本製はとても丁寧に造られていて、300メートル先を走る車のナンバープレートをはっきりと読み取ることが
出来る。これで事前に聞いていたゼッケン番号を確認するのだっ!!
使用したカメラは
CANON EOS 6D Ⅱ / EF85 F1.2
レンズはポートレートなどでベテランさんが使うすげー高級品。釣り名人の大工さんにもらったもの。
本当にクリアな晴天で、心地の良い風が吹くとヒラヒラと桜の花びらが舞う空のもと、パックの牛乳を飲みつつ
お二人が走ってくるのを双眼鏡でさがすのであった。
ビンテージ双眼鏡の分解能は高く、その番号をはっきりと確認することができた。
来たっ!一発勝負だっ!撮り直しはできないっ!
カメラの設定を再々確認してかまえる。
ファインダーでも姿が確認できたのでカメラを構えながら手をふってみた。
こちらの姿もすぐに見つけてもらえたようで、まだ遠くから手をふり返して走ってくる。
普段は星の撮影ばかりで連写機能なんて使ったことがなかったけど、85㎜の画角で、桜の木をバックに、
イメージしたタイミングで、一生懸命シャッターを切った。
もう40㎞以上も走って来ているのにその笑顔は美しく、画角の中のなによりも輝いていた。
壮大な目標に向かって挑戦する人の強さと美しさを見た。
お写真は掲載の許可をいただきました。
もうお一方のお写真も無事に撮影出来てメールにてお送りすることが出来ました。
はじめてスポーツの写真を撮りましたが、なんか人を撮るのっておもしろい。
知識や腕はまったくの素人ですが、なんかおもしろい。
プレゼントしても喜んでいただけるので嬉しい。
そこで、樹里庵にお泊り頂いたアスリートの方特典としてチャレンジずるお姿をご希望の方に撮影したお写真を
プレゼントすることを思いつきました。(樹里庵前の道路だけど。)
友人のカメラマンに聞いたり、上手に撮れるように練習をしますのでよかったらお声がけください。ませ。
はじめて経験する感動をしたよ
Life goes on.
人との出会いは本当にすばらしい。